-ご挨拶-
創2019年6月1日をもって5期目を迎えることができました。
創業当初の何も体制が整っていない時より、本当にたくさんの方々にお世話になってきました。
関係者各位の皆様、今後とも末永くお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
2019年6月1日現在、弊社運営物件上位80%の
Booking.comでの平均レビューは9.04でした。
レビューというのは運営会社としての力量が問われていると思っています。
もし私が不動産オーナーだとしたら、自社以外でオペレーションを外注する際は以下の点をチェックします。
1.運営している物件のレビュー
運営会社を選ぶ時は、その会社の運営している物件のURLを見せてもらうことをおすすめします。
レビューは宝の山です。お客様から頂いたクレームを改善点として次に生かすPDCAサイクルの根幹の部分です。
このPDCAが回っていればレビューは高く、組織としてこのPDCAが回っていないのであればレビューは低くなります。
オペレーションチームの能力、清掃会社との協力、社員の意識レベル、品質管理のための社内フローなど運営に係る業務の数は膨大です。
これをいかに正確にこなし満足度を100%に近づけていくか。非常に大切なことです。
担当者がスコア8以下の物件を平気で見せてくるような会社は私なら心配になります。
ちなみにビジュースイーツグループの上位80%の平均は9.0です。
2.ゲストのレビューに対して返信がある
AirbnbやBooking.comのサイトにはお客様が残してくださったレビューに対して施設側が返信できる機能があります。
売上には関係ないように見えますが、そこまで人や目が行き通っているんだなという捉え方もできますよね。
私は自分がゲストとして予約するなら、ここが出来ている施設を選ぶようにしています。
3.リネン類アメニティ類を中国の工場から直接コンテナ買い
数年前より中国広州より直接リネン類を輸入し、事務所近くの倉庫で保管しています。一定数以上の客室であればリネンサプライサービスを使えるのですが、数部屋では対応していただけません。
弊社の場合はリネンを大量に安く買い、紛失時には即座に補充できます。
また、まとめて仕入れているため初期費用と消耗品に係るランニング費用も抑えることに成功しています。
4.DTPチームによるオシャレなPDFとハウスルール
ホテルに宿泊した時に、デザイン性の低い館内案内やテキストのみのハウスルールなどを見るとがっかりします。そもそも読む気がしないですよね。文字が読めなくてもイラストでメッセージが伝わるようなガイド作成を目指しています。
私の感覚ですが、多くの民泊運営代行会社はインテリア・清掃・HP/DTP類は外注していると思いましす。しかし弊社は社内でやっていく。なぜなら問題が起きた時の解決が早いから。
私自身管理物件10000件!日本一!とかそんな野望はあまりありません。
実際に当社には営業部隊というものが存在しません。営業成績を重視しすぎると採算が合わない案件でもオーバートークで成約しようとする。あくまでもオーナー様に利益が出て初めて運営会社も利益が出るわけですしね。
あまりかっこつけれるほどのものではありませんが、自分が不動産オーナーならこの会社に自分の物件預けてみたい、というような組織づくりを意識しています。
今私が部外者として自分の不動産を当社に預けるか?と聞かれればもちろん自信を持ってYESと答えます。
とはいえまだまだ提供したいサービスやオペレーションは発展途上。
さらなる成長を目指します。
今期もよろしくお願いいたします。